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無痛分娩レポ③ 『出産当日の流れ』

出産当日の流れ 妊娠・出産
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計画無痛分娩レポのPart3です。(前回はこちら) いよいよ出産です。結論から言うとこのために無痛分娩代を支払ったのだよ…と思えるほどスムーズで気持ちにゆとりのある出産となりました。 (振り返れば、です。当時は何が起こるかわからないし緊張していましたよ。でも同じくらいワクワクもしてました) では詳細をどうぞ。

いよいよ出産の日

予定日より8日早い日曜日の朝…

 0840に夫病院到着。 車は愛育病院の駐車場に普通に停められる。そのまま時間外窓口のチャイムを鳴らしてエレベータで直接分娩フロアに上がってくる。

 一方私は少しうとうとできるくらいで、痛みは軽い生理痛ほど(子宮口8センチ)。痛みに対して鈍くなっているだけで感覚はある。陣痛が来るとお腹の中が収縮して圧迫されている感じだけわかる。
「自然分娩だったら叫んでるところだよ」と助産師さん。「えぇ〜そうなんですね(驚)」とみんなで談笑。とても分娩室での会話とは思えない和やかな雰囲気。

 いったん夫退場。ここで人工破水させた。これによってお産が一気に進むそうで赤ちゃんが下がってきたらしい。(そうは言われても私の感じ方は変わらず)
 そしていきみの練習。よく無痛分娩だと力が入らないとかいきみ方がわからないとか聞くけれど、愛育の無痛分娩はあくまで痛みを8,9割軽減させて産む感覚は残すもの。(ここらへんは無痛分娩を選択する人が必ず受ける講習でお話があるので別記事で) 圧迫される感覚はあるので、NSTを見ながら今!と言われたタイミングで力を入れることは難しくなかった。

無痛分娩のいきみ方のポイント

 私の場合、内ももに力を入れるとうまくいきめているらしかった。(助産師さんは基本的にとっても上手!と褒めてくれるのでお世辞もしれないけれど)
 よく内ももに隙間を作ろうエクササイズみたいなやつで力が入る場所…(伝わる?)ボールを膝の間にいれて潰すような力の入れ方。
 この練習タイムがあるからいきめないかも、とか心配しなくて大丈夫。いきなり本番じゃなかったよ。

いよいよいきんでいく!

練習が済むと夫再び入室許可。頭側に回ってもらう。
そしていよいよ「次のタイミングでいきんでみようか〜」と言われる。(とてもにこやかに優しいトーンで話しているけど目はNSTをしっかり見てタイミングをはかっていてプロ!!!と感じた)
 助産師さんの合図で2回いきんだら、もう頭出てきた。「触る??」と笑顔で聞いてくれて私も「え、触っていいんですか??え、大丈夫かな」なんていいながら息子の頭に触った。(姿勢としては分娩台に乗って足ひろげてる股に手を持っていくから結構滑稽(笑)もちろんシートかぶっているけど。)
 NSTを見ながら「頭が子宮口に挟まっている狭い状態だと胎児にストレスかかりがちなんだけど、この子はあんまりストレスかかってないね笑」と言われ、私が夫に「図太いんだね」って言ったら助産師さんに「タフとか言ってあげて〜」と返される。この期に及んでもそんな会話できる状態。無痛分娩、すごい。 ここまでくるとあとは院長待ち(取り上げるのは医師なので他の分娩や診察時は少しタイミングを待つみたい)

そしてご対面!!!

 ついに院長登場。 胸の前で腕をクロスさせて軽くいきむ、(いきむというか助産師さんの指示のもと深く呼吸しただけ。)
ここでさっきと同じくらいいきむと、産道が裂けちゃうみたいで、「優しくでいいよ〜軽くね〜」と言われた気がする。ほんとにゆっくり呼吸を深くしていって「それでいい、キープで、止めよう〜」というように呼吸の深さを調節する感じだったかな。

 午前9時38分。 私達の前に来る前、体外出てすぐという早いタイミングで泣き出し(まだお顔見えてないよ〜声だけ股の下で聞こえてくる笑)、腕をバンザイさせてU字にへその緒を引っ掛けた状態で息子誕生。

 3296g、予想通り3000g超えてきた元気な赤ちゃん。へその緒を切って、息子は一旦処置してもらうために看護師さんに抱かれて退出。夫も一旦退出。

気になる会陰切開は…

 結論から言うと会陰は切開せずに済んだ。事前にはほんの少しハサミ入れた方が良さそうだったら入れるかなーって言われてたけど結局切らずしまい。
 「ほぼ傷ないね、ほんの少し産道が傷ついたところがあるかな」ということで院長が縫ってくれたけど所要時間は体感2、3分かな、、この処置も痛みはなくて、内診されている感覚に近かった。

※これによる効果なのかはわからないけど、会陰マッサージはしてました。(こちら)
でも関係ないよ〜っていう人もいるし、マッサージなしの自分とは比較できないし…私はやってみてだめならそれはそれで仕方ない!という感じやるだけやっていた、という感じです。

分娩後は2時間ほど家族で過ごすことができます

 処置が終わったら、点滴入れながら夫と息子と分娩室で2時間ほど過ごすことができる。きれいにしてもらった息子はタオルに巻かれて戻ってきたけれど抱っこの仕方がわからず助産師さんに教えてもらう。
 夫共々恐る恐る初抱っこをしたりビデオ撮ったり3人で写真撮ったり…私は分娩台のベッドで寝たまま、夫は椅子に、息子は私の横に寝かせるような感じでおしゃべりをしながら過ごした。
 9時38分に生まれたから11時40分くらいまでだったかな。 時間になると息子は新生児室で預かってもらう。

 愛育病院は母子別室なので次は翌日の初授乳(分娩翌日の13時)まで抱っこしたり触ることはできない。私の場合分娩が午前中に終わったので次の日まで長く感じて変な気分だった。
夫もここで帰宅、コロナ化だったので分娩室でお別れすると次に会えるのは退院の日…

その後の流れ…

 1人になると、出血の状態を見てもらったり導尿してもらったりと処置があった、下半身の感覚は歩けそうだけど立ち上がると腰?膝?が抜けそうで支えてもらいながら車椅子で大部屋に移動。
この後の痛み(無痛分娩の麻酔が切れたあと)に備えて二フランを受け取る(痛み止め、1日3錠まで6時間以上空けること)
 この時点で12時前。10時までに産まれるとその日のランチから常食で出るらしくラッキーだね!と言われた笑 (計画無痛分娩だと大体午後から夫が合流して夕方出産になるスケジュール)
  部屋につくと早速普通にご飯が配膳。(コロナ前の愛育病院は食堂でみんなで食べるらしいんだけど、今は大部屋のカーテンを引いて1人寂しく…)
 体の痛みとしては少しお尻痛いかな…くらい。さっきまでお腹に子供がいて、初抱っこして、今部屋にポツンと一人。。。妙に高揚してるし落ち着いてるし変な気持ちで噂通りの豪華な食事にありついた。 (胸いっぱいで食べられないかな、なんてこと全く無くて笑。むしろ臨月はなかなか思うように食べられなかったし土日の前駆陣痛で消耗しきっていたからやっと食べられた…くらいにペロッと完食したよね)

出産初夜

「初日はこのままゆっくりしてね」という感じでやることは何もありません。
私は荷物を開いて、入院グッズを棚にセットしたり自分スペースを作り上げ、スマホで親や親しい友人に報告したり分娩レポ書いたり…そして寝た。それなりに疲れていたみたいで夕方にナースコールで起こされるまで爆睡。(そういえば2日間ほぼ寝てなかったわ、忘れてた)
 ナースコールはトイレ行ったかの確認でした。自分で行って出たかナースコールで教えてくださーいとのこと。普通にトイレ行けて電話。そのあとか前か忘れたけど出血と子宮収縮具合を確認すると言われてベッドに助産師さんがきてナプキン変えてもらったな。豪華な夕飯食べて早く休んでね、と声をかけていただいて怒涛の出産日は終わりました。

控えめに言って無痛分娩&愛育病院、満足でした!

 3記事に渡って書いた分娩レポ、これにて終了です。妊娠中愛育病院の分娩レポ探して読み漁ったので、自分の経験もどなたかの支えになりますように…。このあとは入院中のスケジュールや部屋選び、そして噂の豪華な食事などについても書きたいと思います。
 お読みいただいてありがとうございました!

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